ドラゴン徳重店をオープンして約3年が過ぎました。あっと言う間に過ぎた様な気がします。この3年間でオープン当初の危機的状況も何とか乗り越える事ができました。「新人オーナーの実録秘話」にも書いてある様に、当初は想像以上にお客様のご来店数が少なく不安な日々が続きました。しかし、ただ毎日何も考えずに漫然と仕事をしていても、この状況を改善する事は出来ません。なんとか今の状況を打開するための策をみんなで毎日夜遅くまで話し合いました。ありきたりですが、広告、ポスティング等も初めにやりました。最近はこの業界の形態も多様化してきており、分割料金制のお店や、カット専門店(シャンプー、顔剃りはメニューには無い)等の出現により、「全てやって1700円」というフレーズの効果が消費者にうまく伝わらないようで、思った以上に広告の反応が得られませんでした。ポスティングも同様でしたが、道行く人に自分自身の手でチラシを渡した時の方が、時間と労力はかかりますが、効果は大きかった様に思います。もちろんその他にもいろんな手段を試みました。徳重店は、夕方になると強烈な西日が差し込むのでブラインドを閉め切った状態だと、表から見たときに営業中なのか準備中なのか分からないくらい暗い感じに見えてしまう為、「営業中」の看板を入り口に立てたり、お店の中の照明を一段明るいものに替えたりしました。それと同時に、のぼりや野立て看板を出して少しでもお店が目立つように工夫しました。ただし、のぼりを出せる範囲が限られているので六本ぐらいしか出せなかったにもかかわらず、土木管理関係者の方が通行の妨げになる場所には置かない様にと言われ、ほんの数週間であえなく撤去するはめになってしまいました。

初めの頃は、お子様達に喜んでいただく為に期間限定でお菓子と一緒にシールを入れてプレゼントをしていました。私達は、何年か前に子供に大人気だったビックリマンシールにヒントを得、このシールにひと工夫してみました。徳重店のマスコットキャラクターのドラゴンをベースにして、当時流行っていた有名人や子供の好きそうな言葉を使い二十種類のシールを作りました。

皆さんもご存知のレイザーラモンHG(ハードゲイ)は当時子供を中心に大変な人気で、その独特な風貌とゲイ風?で一躍時の人となりました。皆さんの周りにも宴会などでHGのコスプレをした人がいるのではないでしょうか?ちなみに私の周りにはそういう方がいました。弥富店の・・・
とにかくこのHGドラゴンを作るのには、大変苦労しました。まず、HGの写っている雑誌を探して買ってきて画像をパソコンに取り込み編集ソフトで色を塗りなおしてドラゴンの向きに合わせてサングラスの角度を変えたりなどすごく時間がかかり昼夜を問わず作業をしていたのを思い出します。(それだけ暇だったと言う事か?)
そんな苦労も今ではHGの名前とともにすっかり思い出となってしまいましたが、また機会があったら作ってみたいと思います。個人的に・・・
少し話がそれましたが、とにかく、私達が一番に考えた事は、子供、大人を問わず一度来て頂いたお客様にもう一度来ていただける様にする為、技術面の向上や、店内を清潔に保ったりする事など、「目に見える努力」は当然ですがお客様一人一人に誠意を持って対応し、自分に与えられた仕事を常に誠実に取り組む姿勢、つまり、「直接目に見えない努力」が何よりも重要だと思い、心掛けてきました。
今年の九月でオープン四年目を迎え、おかげ様でお客様も徐々に増えましたが、現状に満足すること無く、絶えず自分達を客観的に見てその時々の問題点を探し、改善する努力を続けて行きたいと思います。
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